AVレシーバーにはドルビー技術などを使用したアップミックスupmixと言う機能があります。
これはオーディオにおいて2chの音源ソースから7.1chのサラウンドを生成するなど、少ないチャンネル数からより大きなチャンネル数の音をリアルタイムで作り出す機能の事です。スピーカーの音質性能を最大限に引き出すことができます。
音をそのまま楽しみたいという場合には邪道と言う人も居ますが、技術の力で感動を作り出すという感じが凄くあるのもふくめて私は好きです。
さて私は7.1ch環境をパソコン回りで構築しているわけですが、以前パソコンでAVレシーバーを使い始めたばかりの頃upmix機能をオンにしているはずなのにサラウンド効果がほとんど感じられないという事がありました。
乗り換え前のサウンドカードではちゃんと感じられたのに、です。
実はこの原因は単純で、windoiws側で「スピーカーのセットアップ」がステレオになっていないとこうなるんですよね。
upmixの効いていない7.1chをそれ以上upmix出来ないのです。
多チャンネル音声の映画やゲームを遊ぶ場合はその都度7.1chに設定するという事です。