アンプの役割について

音を出すという意味では、以下の機器が必要です。
CD/DVD/BDプレーヤー → プリメイン/AVアンプ → スピーカー

映像も見たいのであれば、DVDプレーヤーかBDプレーヤーを買えばCDも再生できますが、CDプレーヤーより音が悪いのと、音が出るまでに時間がかかるのが欠点です。

アンプについては、プリメインアンプとAVアンプの大きな違いはサラウンドができるかどうかの違いです。プリメインはスピーカー左右2本分の音しか鳴らせませんが、AVアンプだと、左右2本+フロント1本、サラウンド2本、+・・・・分の音が鳴らせます。例えば同じ10万円なら、プリメインは2本分の音の増幅機能に対し、AVアンプは5本ないしは7本分の音の増幅機能なので、スピーカー1本分あたりで単純に割ってみれば、スピーカー1本分の音の増幅回路のコストが全く違うのがわかると思います。さらに、AVアンプは映像回路やサラウンドデコード回路等の付加機能がたくさんあるので、本来は余計にコストがかかるわけです。

そんなわけで、音質を気にしなくて、映画などサラウンドで楽しみたかったらAVアンプになりますが、スピーカーも5本ないし7本そろえないと意味がないので、とりあえずスピーカ2本だけならば,プリメインアンプの方が良いと思います。アンプで劇場の音響空間に近づけてみませんか。